自動販売機は、特定の省エネ機器に指定されています。
冷蔵庫のように倉庫内だけを冷やすのでなく、部分的に、もうすぐ売れる商品だけを
冷やす、局部冷却加温システムという物を搭載しています。
どのくらいの部分を冷やすべきかは、マイコンが売れ行きによって判断を行います。
温かい温度と、冷たい温度を逃さず、商品をどれだけ効率的に温めたり、冷やしたりするかが、自動販売機の省エネにおけるポイントになります。
保温効率の高い真空断熱を使用して、一度ためた熱や冷気を逃がすこと無く、効率よくエネルギーを使っています。
また、照明に関しても、自動点滅と調光機能がついています。
24時間つけっぱなしということは無く照明のオン・オフをおこなっています。
野外のものは回りの明るさをセンサーで、室内のものに関しては、営業時間や、その建物の閉館時間などに合わせたタイマーによりコントロールしています。
電力がピークの夏場は、午前中に商品をしっかりと冷やし、電力のピーク時に冷却をストップさせています。
この様に、自動販売機は、トップランナー方式に従い、省エネ運動を行っています。