自動販売機は日本中どこにでもあり、その数は550万台以上の自動販売機が設置されています。外国人観光客からも、この自動販売機の多さに驚いた、という声を聞くことができます。ビルが立ち並ぶオフィス街の街角には、ずらーっと10台近い数の自動販売機が並んでいる光景もあります。また、富士山の山頂付近にも、自動販売機が設置されているのです。各飲料メーカーが自動販売機を作っているので、飲み物だけでも豊富な種類の中から選ぶことができます。日本全国すみずみまで普及している自動販売機ですが、地震などの災害時にも役立つ機能を持つものがあります。大きな災害が起きた時、無償で飲料を取り出すことができるものがあります。その切り替えは手動によって行われる場合と、遠隔操作によるものがあります。自販機に搭載された電光掲示板に、災害情報が流れるものもあり、個人の通信方法が絶たれてしまった時には大変便利ですね。また、いざという時に手動で発電できる自動販売機もあるのです。この電気でスマートフォンの充電を行うこともできます。こういった災害時に対応した自動販売機は、避難所、市役所、公共施設に設置されている場合が多いです。普段から便利に利用できる自動販売機が、災害時にも役に立つものがあるという事をちょっと覚えておくとよいかもしれません。