15年ほど前であれば、自動販売機では缶ジュースがメインで売られていました。
タブを起こせば簡単に飲むことの出来る缶ジュースは今でも愛されています。
とこで、缶ジュースには大きな欠点があります。それは一度開けてしまったら飲み切るまで持ち続けなくてはいけないということです。置いていた缶ジュースが何かの衝撃で倒れ、中の飲み物がこぼれてしまったり、一度鞄にしまっておいて、後で持っていくということも出来ません。
ところが、この欠点は大きく改善され、現在多くの缶ジュースやコーヒーにフタ付きのものが登場しています。
一度開けてもまた閉じることが出来るということはもちろん、ペットボトルの飲み口に比べて大きいため、
中に歯応えを感じさせる大きな具や果肉を入れることが出来るだけでなく、香りを楽しみやすくなっています。
また、力の弱い方や、深爪の人がなかなかタブを引き上げられず、飲み物を飲むだけで非常に苦労してきましたが、
このフタに改良されてから、随分力が加えやすくなったという声も多くあります。
このように缶飲料はデザインが改良され、ペットボトルでは味わえない、缶飲料の良さが一層引き出される時代となってきました。これから寒い季節となると、夏の間には売れてこなかった温かい飲み物がとても多くなってきます。しっかりと温められた缶でかじかんだ手を温める人も増えてきます。
もしも自動販売機の中身を入れ替える際は、こうした開けやすいフタ付きの温かい缶飲料を入れてみるのも良いかもしれません。